最近よく起こる、子供の転落事故。
今回ニュースになったのは、1歳の子供が歩道橋から転落した事故。
約5m下の歩道に転落し、頭を強く打つという事故でした。
歩道橋には、高さ約170cmの柵があり、隙間の幅は15~20cmだったとのこと。
警察によると、親が目を離している間に、子供が誤って、柵の隙間から落ちてしまったようです。〈参考:Livedoorニュース〉
幸い、子供にケガはなかったみたいだけど、怖かったろうなぁ。
子供はもちろん、側にいた親も。
2歳と4歳の子供を持つ親である私も、人ごとではありません。
そこで、子供が隙間から落ちる転落事故について、何cmくらいの隙間なら危ないのか、その対策方法について調べてみました。
子供が隙間から落ちる転落事故は、意外と少ない?
子供の転落事故について調べた結果、隙間からの転落事故例は少ないように感じました。
隙間から落ちる事故で考えられるのは、主に家のベランダですよね。
昔のマンションならともかく、最近では、ベランダの柵の隙間はとても細く、もしくは隙間の全くない壁のような作りになっています。
もちろん、転落防止のため。
だから、隙間からの転落事故は少ないのですね。
でも、全くないわけではありません。
3歳の子供が、ベランダ10cmの隙間から落ちて、死亡した例も。
2歳の子供が、ベランダの柵をすり抜けた例もあります。
また、今回の事故のように、外でってことも十分あり得る。
歩道橋の隙間から落ちるなんて、考えもしないですよね。
でも、事故は起こってしまってからでは遅い。
用心するに越したことはないのです。
何cmの隙間なら危険なの?
じゃあ、どのくらいの隙間があれば、子供が落ちる可能性があるんだろう。
調べてみると、子供の頭は、10cmの隙間があれば、挟まってしまう可能性があるとのこと。
今回、1歳の子供が落ちた隙間は、15cm〜20cm。
他の事故例では、2歳・3歳の子供が10cmの隙間から転落したケースもある。
つまり、10cm〜15cmもあれば、子供が落ちてしまう可能性があるのです。
15cmって、意外と細い。
iPhone7の高さが約14cmだから、そのくらいの隙間があれば、危ないってこと。
iPhoneくらいの隙間なんて、いくらでもありますよね?>_<
歩道橋の隙間はもちろん、高層デパートの吹き抜け部分や、展望台を見に行ったとき、公園の遊具だって危ない。
家の中なら、ベランダの柵や、窓だって開けていたら危ないです。
実は、我が家のベランダは、なぜか端の方だけ大きめの隙間があります。
大きめって言っても、大人にとっては狭い。
でも、子供にとっては?
測ってみると、13cmもありました!>_<
ちなみに、うちはマンション5階。
子供が落ちるかもと思ったら、怖くて仕方ありません。
隙間からの転落事故、対策方法は?
絶対に起こしてはいけない、子供の転落事故。
その対策方法について、まとめてみました。
●親が気をつけること●
*別室にいるときは頻繁に声をかける。
*ベランダや窓には、必ずカギをかける。
*ベランダの柵や窓の隙間は、必ず10cm未満に。
この他に、「そもそも子供をベランダに出さない」という意見もありました。
たとえママと一緒でも、ベランダで遊ぶという習慣があれば、ひとりのときにもベランダに出てしまうかもしれない。
子供から目を離さないのは基本ですが、ママだってトイレも行くし、隣の部屋に物を取りに行くこともあります。
四六時中、ずっと目を離さないわけにもいかないですよね。
我が家の次男2歳は、私が洗濯物を干すとき、いつも一緒にベランダに出ます。
もちろんひとりで出ることはありません。
でも、ちょっと目を離した隙に、ひとりでベランダに出てしまうかもしれない。
子供は、何をするかわかりません。
その可能性が少しでもあるのなら、「そもそもベランダには出さないようにする」というのも、いいかもしれませんね。
●転落防止グッズ●
親が気をつけることの他に、転落防止グッズに頼るという対策もあります。
子供の転落事故が増えてから、転落防止グッズも豊富になりました。
万が一に備えて、用意しておくのもいいですね。
・転落防止ネット
ベランダ全体に、転落防止ネットをつける方法。
少し値段は高いですが、安全性は抜群です。
業者さんが取り付けてくれることもあります。
マンションなど、高い所での作業は危険なので、できるだけ専門業者さんに頼んだ方がいいでしょう。
・ベランダにベビーゲートを設置する
これ、使ってる方多いんじゃないでしょうか。
我が家では、キッチンに使っております。
これをベランダにつける考えは、なかったなぁ。
でも、これなら手軽にできそうです!
・転落防止の窓柵をつける
窓からの転落防止には、転落防止の窓柵をつけるのが一番です。
取り付けも簡単だし、外すこともできるから便利。
もし設置方法がわからなくても、問い合わせると丁寧に教えてもらえますよ。
転落防止の窓柵 購入先リンク
〈画像引用元:楽天市場〉
早めの安全対策を!
子供は、思わぬ行動をします。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
開けられなかったはずのカギが開けられたり、届くはずのなかった所に行けるようになるのです。
事故が起こってからでは遅い。
あのとき、もっとこうしていれば。
ああしていれば、よかったのに。
後悔しても、後悔しきれない。
そんなことにならないためにも、早めの安全対策をおすすめします。
子供の安全対策に、「やりすぎ」はないのです。
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