私の妊娠生活=つわり
そう言っても過言ではない。
2回の妊娠、両方ともつわりがひどく、そして2回とも、つわり(重症妊娠悪阻)で入院しました。
そのときの経験から、つわりで入院する基準や、私が入院まで至った経緯を詳しくお伝えします。
つわりで入院する基準
つわりで入院って、なにが基準なのか、よくわかりませんよね。
つわりで吐くのは当たり前だし、しんどいのも当たり前。
じゃあ、どこまで我慢すればいいの?
私がつわりで入院になったときに、実際にお医者さんから直接聞いた、つわりで入院になる基準についてお伝えします。
体重が短期間で10%以上減る
体重が急激に減るということは、脱水状態になっているということ。
私の場合は、1週間で5kg減ったところで、入院と言われました。
私の普段の体重は50kg前後なので、10%以上減った段階で入院となったんだと思います。
尿にケトン体が出る
尿にケトン体が出るということは、体が飢餓状態になっている証拠です。
毎回の妊婦健診で尿検査しますよね?
そのときに、つわりの症状がひどく、ケトン体が出ていれば、入院になる場合があります。
私の場合は、体重の減少と症状だけで入院となりましたが、入院後の尿検査で、やっぱりケトン体が出ていました。
私の入院直前の症状
私の、つわりで入院する直前の症状についてお伝えします。
いわゆる、これが重症妊娠悪阻の症状ってやつです。
こんな症状が出ている妊婦さんは、急いで病院へ相談してください。
何を食べても吐く
とりあえず何を食べても吐いていました。
というか、何も食べていないのに吐いていました。
吐きすぎて、喉が切れて、血も出ていました。
1日に10回以上は吐いていたと思います。←思い出したくもない
水分も吐く
水分さえも、全て吐いていました。
ポンジュースだけはなぜか飲めたのですが、飲んだら、その数分後には、ポンジュースをそのまま全て吐いていました。
今思えば、こんなのが何日も続いたら、そりゃ脱水状態にもなりますよね。
何日も食べれていない
何日くらいだったんだろう。
とにかく、赤ちゃんのために食べなきゃ!と思って、食べれそうなものを食べてみるんですが、全て吐いてしまう。
そんな日が長く続いていました。
トイレの回数が減る
おしっこの回数が減りました。
1日に2回とか。
普通なら、おしっこは1日に8〜10回程度行きます。
それが1日2回に減りました。
私がつわり入院に至った経緯
妊娠2ヶ月頃から始まった吐きつわり。
病院に行きだしたのは、妊娠3ヶ月頃だったと思います。
私がつわりで通院していた病院は、当時勤めていた職場から近い所でした。(歩いて5分くらい)
そのため、昼休みを利用して、点滴の治療を受けていました。
入院となった日
妊娠4ヶ月。
その日も、仕事の昼休みに、フラフラになりながら、点滴を受けに病院へ行きました。
いつものように体重を計ると、先生から、
先生:「体重がだいぶ減ってるね。おしっこ出てる?」
私:「1日に2回くらいかも…です。」
先生:「そうか。水分は?取れてないよね?」
私:「……はい。」
先生:「うーん。やっぱり入院しようか。そうした方がいいよ。」
__入院。
その言葉を聞いたとたん、涙が止まりませんでした。
頑張って、毎日点滴に通ってたのに。
仕事は?
また迷惑かけちゃう。
そんなことが、グルグル頭の中を回って、ただでさえ、つわりで弱っていた私の心は、すっかり打ち砕かれてしまいました。
その後は、お医者さんや看護師さんに言われるがまま、車椅子に乗り、そのまま入院となりました。
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つわりは心も打ち砕く
つわりによって、私は心が打ち砕かれました。
毎日毎日、吐き続ける。
起きてる間は、ずっと気持ち悪い。
吐きすぎて胃が痛い。
横たわっているのが、やっとでした。
ただただ、天井を眺めて、横たわっているだけの人形のようでした。
「人が死ぬときってこんなんかな…」と思いました。
本当に、つわりは辛い。
でも、絶対に、いつか終わる。
つわりで苦しんでいる時は、このまま一生続くような気さえするけれど、そんなことは絶対にない。
とりあえず、産めば終わるんです。
〜今、つわりで死ぬほど苦しんでいる人へ〜
今どれだけ辛くても、いつか笑い話になる日がくる。
産まれた子供は、ばかみたいに可愛くて、つわりの苦しみなんて忘れちゃうくらい。
だから、もう少しだけ耐えてください。
少しでも、つわりの症状が軽くなりますように。
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